1962-04-18 第40回国会 参議院 商工委員会 第23号
○参考人(長岡孝君) 田畑委員の御質問でございますが、ありのままに申し上げれば、私どもは五日の昼過ぎでございましたか、通産省のほうから、政府はかくかくのことをやることを明日閣議できめるはずであるというお話を伺いました。あした閣議できめるはずであるというお話を——お話を伺いました。そこでその後に私は、読売新聞の論説委員の方が通産大臣に質問をして、通産大臣が答えておられるのをラジオで伺いましたが、これは
○参考人(長岡孝君) 田畑委員の御質問でございますが、ありのままに申し上げれば、私どもは五日の昼過ぎでございましたか、通産省のほうから、政府はかくかくのことをやることを明日閣議できめるはずであるというお話を伺いました。あした閣議できめるはずであるというお話を——お話を伺いました。そこでその後に私は、読売新聞の論説委員の方が通産大臣に質問をして、通産大臣が答えておられるのをラジオで伺いましたが、これは
○参考人(長岡孝君) たいへん取り急ぎましたので、言葉が足りませんでしたので……。従来私どもが主張といいますか、申し述べて参りましたことを幾つもかためて一ぺんに申しましたものですから、あるいは私の申し上げたいと思いましたことがちょっとそのとおりにはお受け取りいただけなかったように存じております。まことに恐縮でございます。 第一に私どもは各方面に訴える場合に、何と申しましても千八百万トンほどの炭を現在実勢力
○参考人(長岡孝君) 日本石炭鉱業連合会の長岡でございます。本日は、参議院におかれまして三法案、特に合理化政策に関連する石炭政策について、私どもに参考人としての意見をお求め下さいましたことはまことに光栄と存ずる次第でございます。 経営者の側の基本的の覚悟並びに認識と申しますか、さようなことにつきましては、ただいま日本石炭協会長から親しくお話しがございましたので、大筋のことにつきましてはすべて略させていただきまして
○長岡参考人 私どもの今のたくさん出したいということ、企業者が今年度は大いに出したいということ、出さなければ仕上がりが下がらないということは、大手、中小を問わず、先ほど麻生さんはどこからそういう数字が出たかとおっしゃっておいでになりましたが、私は政府の当局から、各企業体の自分の方はこういうふうにしたいということを聞かされたところによりまして六千万トン以上になるだろうというふうに、経営者の一人として心配
○長岡参考人 簡単に中小炭鉱と申しましても、おっしゃる通り、規模は非常に違っております。そこでこれを大胆に再編成するとか、あるいは組み立てを考えてはどうかという御意見、これも一応ごもっともに存じておるのですが、先ほどもちょっと申し述べましたように、それぞれ今までありまするものは、一業一社が多いのでありまして、これはそれぞれ経営の責任を持っておるものでありますので、マクロ的に見て、こういう組み立てがどうかというようなことは
○長岡参考人 日本石炭鉱業連合会の長岡でございます。 三十四年の十二月に立てられましたわが国の石炭鉱業合理化計画が、三十六年当初以来の石油の暴落、石炭原価要素の当初計画値をはるかにこえる暴及び金融の引き締めによって、計画期間の半ばであります今日以後において実行が困難になったことは、政府を初め各界の認めておられるところでありまして、そのために、去る二月二日の石炭鉱業審議会におきまして、政府当局は、まず
○長岡参考人 前の労働者の方の中に非常に請負が多いのではないだろうかという数字につきましては、私もはなはだ不勉強で、しかとしたことが申し上げられないのでございますが、これに関連いたしまして、ところによりましては、必要な、機械に関係のある人とか、電気に関係のある人とかいうのはむしろ少ないくらいで、いなくなるというか、あまり不況で先にほかの産業に移ってしまう人もありましたりなどいたしまして、ところによっては
○長岡参考人 第一の、鉱区の調整の一向に進まぬという多賀谷先生の御指摘はまことにごもっともだと思うのであります。私どもはかなり長い期間——私どもというのは、これは連合会としての話でございます。連合会内においても、協会の方の所属の炭鉱の鉱区等の調整関係におきましても、政府の方並びに日本石炭協会関係のものに話を進めまして、現在の法律の中でまだあまり聞いておりません、申請に対する決定も、もう少し実質的に行
○長岡参考人 日本石炭鉱業連合会専務理事の長岡でございます。本日は五つの法案につきましてわれわれの意見を申し述べる機会をお与え下さいましてまことにありがとう存じます。 私ども大手十八社以外の全国の炭鉱で組織をいたしておりまする連合会といたしましては、基本的には、石炭が数少ない国内資源の一つであることから、国としては、単にその経済性のみではなく、広く高い見地から施策を施すべきものである、さように考えております
○参考人(長岡孝君) 御質問にぴたりと当てはまりますかどうかはわかりませんと思いますが、集約して生産をしていくことがどうかというように伺ったのでございますが、実は五百と申しましても、非常に生産量の大きい、月産四万トン以上ございますものもございますし、ほんのもう月産で百、二百というのも一炭鉱と数えておるわけです。現在の整備事業団にどしどし売っておるではないか、御説の通り、数は相当ございます。しかし、その
○参考人(長岡孝君) 基本的には、光ほと申し述べましたように、世界的の影響を受けて、なかなか容易でないという点からいたしまして、できるだけ早く仕上がりの低下も考えなければなりませんし、売り値の下がる手だてもいろいろ考えなければならぬと思っておりますが、何を申しましても、炭鉱主と労働者諸君と一緒になってやっているというようなのが大体中小炭鉱の姿でございますので、急激に変革のありますことは絶対に望ましくない
○参考人(長岡孝君) 私はただいま御指名のありました長岡でございます。大へん時間も迫っておるようでございますから、きわめて簡単に考えておりますることを申し述べさしていただきます。 私ども日本石炭鉱実連合会と申しますのは、俗にいう大手十八社と違いましたその他の全国に、炭鉱で申しますればただいま五百幾つかに上る大ぜいのものの団体でございまして、いろいろの席上で申し述べておりまするように、国の資金を使うという
○長岡参考人 ソフレミンの報告はたしか一九五七年の状態だったと思います。当時の状態は多賀谷先生も御存じのように、大体世界的に石炭の増産をしていく方向に五七年時代はあったと思います。その後間もなくなかなかその通りに進まないことが五八年、五九年とわかって参りましたので、先ほど御指摘の中小炭鉱は共同してやるべきだ、思想といたしましてはそういうことを考えなければいかぬと思っておるのでございますが、あいにくメンバー
○長岡参考人 十八社以外のメンバーは御案内のように、非常に数が多いのでございまして、研究がどのくらい必要であるか、あるいはそれがどの程度に見込みがあるだろうかということの自分たちだけの判断は、なかなかむずかしいわけでございます。従いまして、先ほどもちょっと申し述べましたように、一例でありまするが、石炭の地元における利用についても、やはり日本石炭協会のメンバーと常磐で共同して考え出した、この前の不況時代
○長岡参考人 本日は日本石炭鉱業連合会会長武内礼蔵が親しく皆様の前に所信を述べさせていただく予定でございましたところ、北九州地方豪雨のため、炭鉱への水害懸念がございまして、いかんとも現地を離れかねますので、昨日武内と電話打ち合せの上、特に委員長のお許しを得まして、代理として専務理事の一人であります私がこの席をけがします次第、何とぞ御了承願いたいと存じます。 本日は第一に私どもの企業に対する考え方を
○長岡参考人 ただいま非常に広範な、中小炭鉱をいかにすればかくのごとき法律案以外のものでも石炭の安定ができるかというようなお話でありました。私どもは、中小炭鉱の経営の一番の困難は金融にあると思うでございます。やはり構想といたしましては、特殊の、石炭金庫のような制度がほしいと思っております。一般の事業運営につきましては、現在やっておりまする方法を踏襲いたしまして、開発資金それから開発の方法等につきましては
○長岡参考人 先ほど租鉱権者が鉱業権者に対して放棄料を払う——放棄料というのは御承知の租鉱料をだしぬけにやめる場合には六ヵ月払うわけであります。その補償をするようにしていただきたいという点が一つ。 それから今淵上先生のお話の、あと鉱業権者がやるあるいは租鉱をさせるということを排除する補償方法はどういう方法かというように承わったのであります。あとの方につきましては、深い考えは持っておりませんでした。
○長岡参考人 私は東部石炭協会の専務理事をいたしております長岡でございます。本法案に付属いたしまして政府の方から本委員会に提出せられておりまする資料を拝見いたしまして、これらの資料とこの法案との関係につきまして、多少考えましたことを申し述べさしていただきます。 大体合理化計画に関する点と、整理事業団に関する希望と、標準炭価及び販売価格に対する私どもの希望と、かような三つの段階に分けて、簡単に申し上
○長岡公述人 公述人といたしまして私の考えを申し述べます。今囘の法案全般を拜見いたしまして、私どもは現在の日本の窮乏せる状態に対應するために、増産の内容のない点を主といたしまして、全面的に反対を申し述べたのであります。これにかわるべき案という御質問であります。これを法律案といたしてしかるべきかどうかは、私どもいまだ檢討をいたしておりませんが、増産の内容を十分國家において責任をもつ方策、同時に現在働いておりまする
○長岡公述人 私は東部石炭鉱業会理事をいたしております長岡孝と申します。現在この窮乏いたしておりまする日本の状態のもとにおいて、今回の臨時石炭鉱業管理法案が、靜かにこれを観察いたしまして、石炭の増産にいかなる寄與をするかという点を私は申し述べてみたいと思います。 本法案の第一條に、政府、経営者及び從業者がその全力をあげて石炭の増産を達成することを目途とすると掲げてあるものであります。その全力をあげてという